2017年10月12日
一周忌で知っておきたい基本のマナー
葬儀が終わるとその後も様々な法要が行われます。故人がなくなり一年経過するころには一周忌を行いますがどの様に進められるのか、どの様なマナーを守ればよいのかを紹介します。一般的にはお墓参りが行われ、この時に一緒に納骨式をする家庭もあります。
そして法要として僧侶を呼んでお経があげられて焼香を行います。最後には参加した方を集めてお食事会を開き、故人を偲ぶ会が開かれます。このお食事はお斎と呼ばれて、僧侶や参加者へのお礼の意味が込められています。
一周忌に参加する際には遺族の場合は喪服、参加者は略式礼服や出来る限り派手ではない服装にします。おしゃれをする場ではないので、装飾品や服装には気を付けておきましょう。施主の場合には事前に用意しておくものがあります。
一つは参加者への引き出物です。適切な品物にはタオルや石鹸などがあります。参加者が持って帰ることを考えて重量の重いものは避けましょう。カタログギフトなどは参加者の好みのものが手に入るので人気です。また僧侶へのお礼としてお布施を用意します。
金額は地域により幅があるので事前に確認しておきましょう。参加者の場合は香典を用意します。金額は自分の年代や個人との付き合いによって異なります。この時4は「死」9は「苦しむ」と連想させるので、この数字が含まれる金額は避けましょう。香典袋には「御仏前」と記入し、自分の名前をも書きましょう。夫婦連名際にはの妻の名前は夫の左側に記入します。お札は香典袋から出した時にお札の裏が向いているようにすれば良いです。一周忌は行う事が少ない行事ですが、基本を知っておけば安心して行えます。
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